台湾省は中国大陸からの孤島で、ポルトガルをはじめオランダ、スペインなどがかわるがわる統治していて、17世紀末に清朝の行政下となったが、その後、日本の統治下となり、この頃から本格的な茶業が開始されたものと思われます。台湾省の主な茶産地は台北、台中で、玉山をはじめとする3,000メートル級の山並みの山間を中心に「台湾烏龍茶 (フォーモッサ・ウーロン) 」、「凍頂烏龍茶 (トウチョウ・ウーロンチャ) 」、「包種茶 (ホウシュチャ) 」、「鉄観音茶」、「水仙茶」、「緑茶」などが生産されています。