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インドは世界最大の茶生産国で、茶栽培面積約45万ヘクタール、生産量は82万3千トンと世界の紅茶生産量の半分以上を占めていますが、輸出量は自国消費量が多いのでセイロン (スリランカ) に次いで、世界第2位となっています。 茶産地は、北東インド、北西インド、南インドに区分されます。 |
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北東インドは、アッサム州のアッサム渓谷が約20万ヘクタールと栽培面積が最も広く生産量は35万トン、その南のカシャール地方は、3万5千ヘクタールで生産量4万トン、アッサム州に続くドアーズとテライは8万ヘクタール、生産量15万トンで殆どがCTC製法で作られていて、主に国内消費用となっています。
有名なダージリンは2万ヘクタールで生産量は約1万〜1万2千トンですが、全世界で販売されているダージリン・ティーは約4万トンといわれ、ダージリン以外の茶やブレンドされたものがダージリンとして売られていることになります。 北インド茶産地での生産時期は地域によって異なりますが、平均して3〜11月末までで、厳寒期はお休みとなります。北西インドの茶産地は、パンジャブやヒマチャル・プラデッシュのカングラ渓谷、ウッター・プラデッシュのデラダン渓谷で紅茶や |
緑茶を少量生産しています。 南インドの茶産地は、年間を通して茶が生産され、タミールナドゥー州西側丘陵地帯の有名なニルギリやアナマレイ、ケララ州マラバール海岸の後背地の丘陵に茶園があり、年間生産量は約18万トンとなっています。 |
インド茶産地
※赤文字はJSTにて直輸入のお茶です。
地 方 |
州 |
地 域 |
茶 産 地 |
北東インド |
アッサム
(アッサム・バレー) |
ブラマプトラ渓谷 |
アッサム:ジョルハット、ラクヒンプール、シブサガール、
ダラン、ゴールパラ、カムラップ |
スルマ渓谷 |
カシャール、トリプラ、
ユナイテッド・ミカール&ノースカシャール・ヒルズ |
ウエスト・ベンガル |
ダージリン |
ダージリン |
シリグリ |
テライ |
ジャルパイグリ |
ドアーズ |
ビハール |
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ランチ |
オリッサ |
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オリッサ |
北西インド |
ヒマチャル・プラデッシュ |
マンディー渓谷 |
マンディー |
パンジャブ |
カングラ渓谷 |
カングラ |
ウッター・プラデッシュ |
デラダン渓谷 |
デラダン、ガーウォル |
ウッタランチャル |
クマオン |
クマオン |
南インド |
カルナタカ |
マイソール |
チクマガール |
タミール・ナドゥー |
マドラス |
コインバトーレ(アナマレイ)、カニヤクマリ、マドゥラ、
ニルギリ、チルネルベリ(アンバサマドラム) |
ケララ |
トラバンコール |
カンナノーレ(ウィナード)、エルナクラム、
イディッキ(カナン・デバン)、コッタヤム(ピアーメイド)
コージーコード(サウス・ウィナード)、パルガート、
キロン(パタナプラム)、トリチュール、トリバンドラム |
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