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インド茶(INDIA TEA) |
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北インド、アッサム州のブラマプトラ河流域の渓谷とスルマ河渓谷に囲まれた平原地帯が茶産地である。
アッサム地方は、日照時間、温度、雨量に恵まれてインド大陸の中でも「永遠に緑のコーナー」と呼ばれ、茶の生育に最も適している。
茶園数は約750で、茶栽培面積187,000ヘクタール、年間生産量約270,000トンと、インド茶全体の半分以上を生産する、世界最大の茶産地で、シブサガール、ラクヒンプール地区が生産量が最も多く、中でも、ラクヒンプールは最高品質のアッサム茶を生産することで有名である。 アッサム茶の生産は2月後半〜12月初旬まで行われる。
アッサム茶の高級品は、ゴールデンチップ (金色の芯芽) の多く含まれた、ヨリのきいた黒褐色や茶褐色のお茶で、香りはやわらかな薔薇の花香やチョコレートのような甘い香りがあり、味は強く、コクがあり、すい色はやや黒味がかった濃赤色である。
アッサム茶は、すい色が濃く、味も強く、香りもやわらかく、早く出やすいので、その特徴を生かして最近ではCTC茶が多く生産されている。 その割合はオーソドックス茶20%、CTC茶80%となっている。
アッサム茶の柔らかな香り、マイルドでクセのない味、強さのあるコク
と濃厚なすい色は、単品でミルク・ティー向きの紅茶として有名であるが、ダージリンやセイロン茶のような香りの高い紅茶に、味と色を出すためのブレンド用としても重宝されている。
2月〜4月 (ファースト・フラッシュ)
香り良く、味はまろやかで、渋味、苦味は強くない。 すい色は赤色系でやや淡い。
5月〜6月 (セカンド・フラッシュ)
アッサム茶のトップ・クォリティー・シーズンで、味、香り、コクとバランスのとれた最高品質の茶が生産される。
7月〜9月中旬 (サード・フラッシュ)
8〜10月中旬にかけて、モンスーンによる雨季を迎える為、茶の品質は落ちる。
9月中旬〜11月中旬 (オータムナル・フラッシュ)
10〜11月にかけて、乾期を迎えるこの時期の茶は、セカンドフラッシュに近い特徴を持ち、特に香りが優れている。
11月中旬〜12月 (フィフス・フラッシュ)
11月以降に生産される茶は、香味乏しくコクや強さも弱いので、殆どがブレンド用に使われる。
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