中国茶について
 
 
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主要茶産地
  中国茶 ( CHINA TEA )

茶の原産地といわれる中国は
17〜19世紀まで長くヨーロッパの紅茶市場を独占していたが、インドのアッサム紅茶の出現によってヨーロッパ交易から姿を消し、旧ソ連との貿易を主としていった。 日中戦争や内戦で生産は壊滅的な打撃を受けたが、戦後数十年を経て生産回復の兆しをみせ、再び国際市場に戻 ってきている。
中国の茶生産は小規模生産が多く、主要茶産地は中南部の山岳地帯が主で15省に渡っていて、中でも浙江省、安徽省、四川省、湖北省、 雲南省が特に有名である。
< 中国ティー・マップ >
茶園の総面積は462,000ヘクタールで、総生産量は350,000トンでセイロンに次いで世界第三の茶産国であるが、緑茶、ウーロン茶、加工茶が殆どで、紅茶はごく僅かである。

中国茶は以下のように分類されている。

無発酵茶
緑茶
軽い萎凋を行い、釜で煎ってから揉み、熱を加えて乾燥させる。
黄茶
出来上がった茶を後発酵させて茶の葉を黄色に自然変化させたもの。
黒茶
茶葉を揉捻し、堆積して後発酵させてから乾燥して仕上げる。
発酵茶
白茶
芽だけのお茶で、萎凋 → 軽発酵 乾燥で製造される。
青茶
ウーロン茶のことで、萎凋 → 発酵 → 揉捻 → 乾燥の工程で製造される。
紅茶や緑茶のように1芯2葉 (芯芽と葉) 摘みのではなく、「開面採」といって芽が開いて葉になった3〜4葉を摘んで造られる。
紅茶
萎凋 → 揉捻 → 発酵 → 乾燥の工程で製造される。

1.江蘇省

緑茶
碧螺春 (ピーローチュン) 3月下旬〜4月上旬の清明節前に摘まれたもので「明前茶」といわれ、芯芽だけで造られた釜煎り緑茶である。 芽だけで強く揉まれていないため、濃厚な味ではないが、かすかなミカンの花の香りと柔らかな渋味のある茶である。

緑茶
陽羨 (ヨウセン) ジャスミン茶 釜煎り緑茶をジャスミンの花で着香したものである。

緑茶
陽羨雪芽、殊蘭茶

紅茶
工夫紅茶
 
2.浙江省

緑茶
竜井茶 (ロンチンチャ) 3月下旬から摘まれる春茶で、一芯二葉の若葉で造られる釜煎り緑茶である。 この茶は釜煎りして、釜から取り出して揉むのではなく、釜煎りしながら掌で釜の底に押し付けて揉むので扁平な茶で、ふくよかな香りと、円やかな渋味が特徴である。

緑茶
紫筍茶 (シジュンチャ) 顧渚山が産地の緑茶である。
柔らかなクチナシの香りでまろやかな渋味がある。

緑茶
天台雲霧茶、莫干黄牙、華頂雲霧、平水珠茶、天目青頂、普陀佛茶、蘭渓毛峰、建徳苞茶、
雁蕩毛峰、前崗輝白、鳩抗茶、恵明茶

紅茶
九曲紅梅 生産量が少ないので幻の紅茶と言われている。
茶葉は細長く竜のようにうねっていて、すい色は鮮やかな紅色で滋味豊かな紅茶である。
 
3. 安徽省

紅茶
祁門茶 (キームン) 安徽省南端、徽州地区祁門県の標高300〜1,200メートルの山間の傾斜地に茶園がある。 高品質の祁門茶は4〜5月に生産され、天然のスモーキーな香りや蘭の花の香りがあり、味は渋味や苦味が少なくまろやかで、インドのダージリン、セイロンのウバと並んで世界三銘茶の一つに数えられ、「紅茶のコニャック」と称され珍重されている。

緑茶
黄山毛峰 (コウザンモウホウ) 標高500〜700メートルに茶園があり、日中と夜間の温度差が大きいので、高品質の茶が生産される。 4月上旬に一芯一葉の茶から造られる。

緑茶
太平猴魁 (タイヘイコウキ) 標高600〜700メートルの高地で茶摘みは5月上旬から一芯二葉摘みで行われる。 柔らかな風味と高貴な香りが特徴の銘茶である。

緑茶
敬亭緑雪、六安瓜片、屯緑、湧渓火青

4.湖北省

緑茶
容美茶 (ヨウビチャ) 

紅茶
宣紅 (イイホウ) 宣都県の山間地で栽培されていて、キームン茶に匹敵する香りを持つ高品質の紅茶である

紅茶

緑茶
磚茶 (センチャ) 緑茶や紅茶を蒸気で蒸して固めた固形茶である。

5.湖南省

黄茶
古城(山)毛尖茶 (コジョウモウセンチャ) 

黄茶
君山銀針 (クンザンギンシン) 芯芽だけで造られた茶。

緑茶
高橋銀峰、安化松針

6.江西省

紅茶
寧江 (メイホウ) キームン紅茶に似たお茶

釜煎り
緑茶
盧山雲霧茶 (ロサンウンムチャ) 盧山は標高1,200メートルの高地で、雨量は年間2,000ミリと茶栽培には最適の地域である。 中国の銘茶中の銘茶である。

緑茶
源名梅

7.広西壮族自治区

釜煎り
緑茶
凌雲白毫茶 (リョウウンハクゴウチャ) 

緑茶
西山茶 (セイザンチャ) 中国茶の中でも屈指の銘茶。

黒茶
六保茶 (ロッポウチャ) 緑茶を麹菌で後醗酵させたもので、プーアール茶の一種。

8.広東省

青茶
鳳凰烏龍茶
(タンソウホウオウウーロンチャ)
台湾の包種茶と同じ製法で作られ、同じような香りで最高の香りをもつ。

緑茶
古労茶

紅茶
英江 (英徳紅茶)

9.福建省

青茶
武夷岩茶 (ブイガンチャ) 中国烏龍茶の代表的な逸品。

青茶
安渓鉄観音
(アンケイテツカンノン)
丸みを持った茶葉で、クチナシの花の香りがある。

青茶
水仙茶 (スイセンチャ) 水仙種の茶樹の葉で作られたウーロン茶。

緑茶
(花茶)
ジャスミン茶 

白茶
銀針白毛茶 (ギンシンパイモウチャ) 

紅茶
正山小種 (ショウザンショウシュ)  「ラプサン・スーチョン」と呼ばれ、武夷産紅茶を中国油松を燃やして燻した独特のスモーキー・フレーバーが特徴。

10.台湾省
<台湾ティー・マップ>
台湾省は中国大陸からの孤島で、ポルトガルをはじめオランダ、スペインなどがかわるがわる統治していて、17世紀末に清朝の行政下となったが、その後、日本の統治下となり、この頃から本格的な茶業が開始されたものと思われる。 台湾省の主な茶産地は台北、台中で、玉山をはじめとする3,000メートル級の山並みの山間を中心に「台湾烏龍茶 (フォーモッサ・ウーロン) 」、「凍頂烏龍茶 (トウチョウ・ウーロンチャ) 」、「包種茶 (ホウシュチャ) 」、「鉄観音茶」、「水仙茶」、 「緑茶」などが生産されている。
< 台湾高地 >
< 台湾低地 >


青茶
台湾烏龍茶
(フォーモッサ・ウーロン)
別名「香檳烏龍茶(シャンピン・ウーロン)」「白毫烏龍茶(パイモウ・ウーロン)」と呼ばれ、烏龍茶の中で唯一、芯芽を使う茶で醗酵度が70%と紅茶に近く、インドのダージリン茶に似た熟した桃の香りがある。

青茶
凍頂烏龍茶
(トウチョウ・ウーロンチャ)
台湾中部、南東県鹿谷郷で標高900メートルの高地に茶園がある。 丸みを持った茶で、高い芳香がある。

青茶
包種茶
(ホウシュチャ/ポーチョン)
台湾北部、文山木柵地区が名産地である。 醗酵度は15
%で外観は釜煎り緑茶に近い。 茶の中で世界最高の香りを持つお茶と言われている。

青茶
台湾鉄観音茶
(タイワンテツカンノンチャ)
外観は丸みを持った茶褐色の茶で、香ばしい香りと口当たりの良い味の茶。

11.四川省 - 四川省は中国茶業発祥の地 -

緑茶
蒙頂茶 (モウチョウチャ) 

緑茶
峨芯子 (ガシンシ)

黒茶
六保茶 (ロッポウチャ)

12.貴州省

緑茶
都塩ム尖 (トインモウセン) 

13.雲南省

紅茶
雲南紅茶 (ユンナン) 雲南紅茶雲南省鳳慶県の標高500〜1,000メートルの高地に茶園がある。
インドのアッサム茶によく似た形状と風味で中国茶の中でも唯一、ミルク・ティーに合う茶である。
特殊茶
茶 (プーアールチャ) 釜煎り緑茶などを湿らせ、時間をかけてカビを繁殖させ、酸化発酵させてから乾燥させたもので、脂肪を分解するといわれるヘルシー・ティーである。

中国花茶 (緑茶や弱発酵のウーロン茶に、花びらで香りを着けたお茶)
茉莉花茶 (モーリー花茶) ジャスミンの花で香りを着けたお茶
玉蘭花茶 (ギョクラン花茶) ギョクランの花で香りを着けたお茶
瑰花茶 (メイクイ花茶) ハマナスの花で香りを着けたお茶
玳々花茶 (ダイダイ花茶) 柑橘系ダイダイの花で香りを着けたお茶
桂花茶 (ケイカ茶) キンモクセイの花で香りを着けたお茶
柚子花茶 (ユズ花茶) ユズの花で香りを着けたお茶
珠蘭花茶 (ズウラン花茶) ズウランの花で香りを着けたお茶
梔子花茶 (クチナシ花茶) クチナシの花で香りを着けたお茶
木犀花茶 (モクセイ花茶) モクセイの花で香りを着けたお茶
秀英花茶 (シュウエイ花茶) シュウエイの花で香りを着けたお茶
樹蘭花茶 (シューラン花茶) シューランの花で香りを着けたお茶

中国果茶
茘枝紅茶 (ライチー紅茶) 工夫紅茶に楊貴妃がこよなく愛したといわれるフルーツの茘枝 (レイシ/ライチー) の果汁で香りを着けたもので、天然の甘みのある紅茶。
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